DSL

かねてから申し込んでいたDSLのキットが送付されてきた。
申し込んでから局工事が終わっての開通まで、約3ヶ月を要す。これは、ISDNが普及し始めた4年ほど前の日本でも同様だったと思う。(私は当時、”ISDNに移行しても電話番号が変わらない”という状況を待って、すかさず申し込んだのだけど3ヶ月ほど待たされた)
正確には、DSLへの申し込みをすると、数日後にはキットが送られてくる。
でも、キットの中に入っている説明書には、「局の回線工事が終了するxx月xx日のxx時までは、この機械を接続しないように」と厳重に書かれている。
私はWebから申し込んだのだけど、まず、自分の電話番号を入力すると、DSLのサービスが可能かどうかがすぐにわかる。これは、日本のISDNでの検索サービスと同様。
で、サービス可能なことを確認して、あとはWeb上から住所やクレジットカード番号等を入力するだけ。
DSLのサービスは、米東海岸NY近郊を受け持つ電話会社の「Bell Atlantic」(日本でいるNTT東日本のようなもの)の他にも、各社行っている。値段もマチマチだけど、ざっと$40~$50程度ではないだろうか。

「そもそもDSLって何?」という人のために、簡単に説明すると、
「伝送媒体として一般の電話回線を使って、それでいて専用線(常時接続)接続状態でのInternet Serviceを行う」というもの。
特徴として
●まず圧倒的に速い。普通のISDNは64K(正確には2B+Dの64Kx2+32K)だけど、DSLは500K程度。ISDNの8倍ぐらい速い。
●常時Internetに接続。つまり、例えば、自分のウチのPCをWebサーバーにすることだって可能。
●DSLモデム(下記写真)以外、特別な機器や工事が不要。今の電話回線をそのまま利用できる
●常時接続でありながら、電話回線も同時に利用可能。Internetしながら電話が使える。
●ケーブルTVでも500K程度の速度はでるが、ケーブルTVは加入者全体でケーブル全体の帯域を共有。つまり、多くの人が同時にInternetを使用していると一人あたりの転送速度は遅くなる。でも、DSLは「少なくとも局までは自分専用の回線」。
●自宅にLAN環境があれば、複数のPCから同時にInternetが利用可能。これは、ISDNでもダイアルアップルーターがあれば可能だけどね。
・・・・などなど。
具体的に、「ISDNと何が違うんだ??」という質問には、一般のISDNは、専門用語でいうと「呼毎接続(必要に応じて電話を掛けて接続)」というもの。DSLは常時接続だから、PCが起動してさえいれば、常時Internetに繋がっている。
「じゃ、電話は使えなくなるの_」という質問には、DSLの通信データは、電話の会話の伝送に使用する周波数帯域と全く違う帯域を利用するので、同時に使用が可能。Internetを使いながら、電話は普通に使用できる。

ただし、電話機を使用するには、スプリッタと呼ばれる変換機(データ通信用の信号と電話の信号を振り分けるもの)が、電話機ごと(正確には、モジュラージャックごと)に必要。Bell Atlanticのキットには、このスプリッタが6つ付属している。
(左写真のビニール袋に入ったもの)

日本でも23区内の一部の地域でDSLのサービスが試験的に始まったようだけど、日本の場合、幹となるネットワークの整備がまだまだ遅れている。つ
まり、お風呂の蛇口にどんなに太いパイプを使ったって、家に引き込まれている水道管、もしくは家の前の道路の下に埋まっている水道管が細ければ、それ以上
の水は出てこないのだ。

アメリカの通信環境は、少なくとも日本の3年先は行っている(5年かもしれない)。
DSLやケーブルTVでのInternet利用を経験してしまうと、ISDN(INS64)って、お話にならないぐらい、遅いんです・・・ (^_^;)

■DSL Modem本体
(LAN接続用)
*私は自宅にLAN環境を既に持っているので、Ethrnet PortだけのこのタイプのModemにした。

■送付されたキットに含まれるもの。
DSL Modem本体(下)
Splitter 6つ(右上のビニール袋)
取り扱い説明書(英語とスペイン語)
ソフトウェア


Comments (0)

› No comments yet.

コメントを残す