VALUE DOMAIN

■VALUE DOMAIN
2006/01/31

さくらを使い始めてから半年ほどたった頃、ふとしたことで新たなドメイン名を取得することになった。
そこで、ドメインレジストラとしてはその安さが以前から気になっていたVALUE DOMAIN(以下VD)を利用してみることにした。 
VDとは株式会社デジロックが運営するドメイン登録代行(+無料メール転送+自由に設定可能な無料ネームサーバー+無料ダイナミックDNS+無料URL転送+無料・有料サーバー)を提供するドメイン総合サービスである。

当面の試みとして、ドメイン取得&維持管理はVDで行い、「さくら」の利用はホスティングだけにとどめる。さくらは、他社で取得したドメインでの利用も許しているので、DNSで新ドメインをさくらに向ければよい。
ドメイン取得と登録は、一旦済んでしまえば、そうそう変更するものではない。万一、低価格なりのものだったとしても、新たに立ち上げるドメインだし、まぁ何とかなるだろう。。。という軽いノリだ(笑)
結果的には正解だった。当面、VDで登録しDNSとホスティングは”さくら”を利用するつもりでいたのだが、VD(とXREA)の快適さに、さくらからの乗り換えは当初の予定より大幅に早まったのである。VDの操作系は殺風景で少々不親切な部分もあるが、一度慣れてしまえば、逆にこの簡潔さが使い勝手よくなるのだから不思議なものだ。
この後もいくつかドメインを取得することがあったが、これ以降、ドメイン名の取得と維持についてはこのVDのみ利用するようになった。

VDで掛かる維持費用は、.comで年¥900、.jpは年¥3500程度と安い。しかも、サブドメイン設定、ダイナミック DNS サービス、100個までのメールアドレスなど、ほかのサービスにはない豊富な機能が追加料金なしで利用可能である。また、XREA+ の利用権の購入も、ここで行うことができる。
ここまで安くできるのは、全て自動化されていて人件費が掛からないからだそうである。反面、人手に頼るようなサービスはできないので、丁寧なサポートは期待できない。その潔さは”わからないことがあれば、自力で調べて問題解決ができる人限定”ともいえ、初心者にはお勧めできない。 システムは十分に実績があり安定しているが、設定方法Q&Aなどの初心者向けサポートについては、有志が立ち上げているサイトやコミュニティに任せるということらしい。周知済みの問い合わせ内容では返事すらこないようなので、サポート重視の人は、さくらやロリポなどを利用した方が懸命である。
なお、VDでは、登録に手間の掛かる属性型ドメイン(.co.jpなど)は取り扱いがないが、それ以外は多くの種類ドメインが取得可能である。

【特徴】
・ともかく安い! 初期費用も無料! (.comで年\990、.jpなら年\3690。ドメインが15個超の場合はさらに1割程度安くなる)
・他社サービスと比べても破格の業界最安値クラス!! 少なくとも、国内では抜群のコストパフォーマンス。
 詳細は VALUE DOMAINのサイトで確認ください。
・豊富に用意された機能は、追加料金不要。基本料金のみで利用できる。
・便利なダイナミック DNS と URL 転送機能 (一部ドメインを除く)。
  これ、自宅サーバーで運用している個人ユーザーにはとってもうれしい機能と思われる。独自ドメインでダイナミックDNSっていうのは VALUE DOMAIN ならでは。
・簡潔にまとまっていて、とても使いやすい管理画面。
 ほとんどの設定を管理画面より自身で行うことができ、使い勝手もナカナカ。。。。
・もちろん XREA と組み合わせて使用できる。
 XREA のアカウント (無料アカウントでOK) ひとつで複数のサブドメインに対応でき、100個までのメールアカウントも作成可能。
 まさに独自ドメインを満喫できる。
・ネームサーバを無料で提供。
  無料のネームサーバが提供されているため、ドメインを移管しなくても、他社で取得したドメインをそのままVDで管理することもできる。

※キャンペーン割引き
また、VALUE DOMAINでは現在、期間限定で、日本語.jpドメインに限って年¥640と極端な割り引きをしている。
日本語ドメインはまだあまり普及していないこともあって、サポートしているブラウザはFirefoxやSafariであり、IE6では未対応である。対応版であるIE7の普及にあわせて日本語ドメインが増えてくると思われるので、今のうちに取っておくのもいいかもしれない。

コメント

  1. […] 知識さえあれば、意図したconfig設定はほとんど可能といえる。 Value Domainのことは以前にも書いたような気がしたので、ブログをさかのぼってみたら、やはりあった(そのときの記事)。 […]

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