ホンダF1、凍てつく冬の決断

ちょっと時間があいてしまったが、ホンダが2008年一杯でのF1撤退を決定した。第2期のときの「休止」とは違って「撤退」という言葉を使っているのが、その本気度をあらわしているのだろう。よく知られているように、サブプライム危機を発端とする実体経済の急速な後退、そして円高と、先の見えない状況に対応するためという企業判断が撤退の理由である。せきを切ったように、スバルもWRC活動を「終了」、スズキもWRC活動を「休止」したのである。それぞれの言葉表現がその結論を表している。いずれにしても企業として最善の選択をしなければならない立場である経営者の決断であろうが、志半ばでの苦渋の決断だったのだろう。皮肉なことに、撤退発表の翌日のホンダの株価は上昇。撤退を惜しむファンの声をよそに、少なくとも投資家は、経営者のこの決断を支持したということか。

F1に話をもどせば、
ホンダに続いて、BMWやメルセデスベンツが撤退するのも時間の問題といわれている。これまでガマン比べをしていただけで、止めたいのはどこも同じ・・・
ということか。そして、F1もうひとつのジャパンパワーであったトヨタは、2009年についてはあくまで計画通りと継続参戦を表明。トヨタだって止めたいのが本音だろうが、やめるにしても計画的に・・・ということなだけだろう。これがトヨタの底力である。そして、それができるのは企業体力の違いだろう。

とにかく、ホンダは完全にF1撤退を表明しチームの売却を決めた。
そしてその売却希望金額は、タダ同然とも思える破格なもので、$1ドルとも1ユーロともいわれている。ホンダとしては突然の撤退は不本意なことで、チームごと受け入れてさえくれてくれれば、それでよいということか。
売却の期限が2009/1。もし期限を過ぎても買い手がつかない場合には、チーム解散ということなのだとか。

$1ドルと聞いて「それなら僕でも買うことはできる!」とも思ったが、加えて、年間数百億円ともいわれる維持費を捻出することができれば・・・・そこが問題か;;;


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