The day after …

震災直後にも復旧支援の仕事で出向いたものの、当時は不自由なガソリン事情だったこともあって、実家にはちょっと立ち寄って無事な様子を確認しただけ。GWを利用して帰省することにした今回、2泊という短い滞在ではあったが、家族とひとときの団欒をとることができた。

ちょっと街の様子をみてこようと、家の周辺をまわってみた。
市街地は、津波被害は受けなかったものの、瓦や壁が落ちたりするなどの地震被害はウチも含めてあちこちに見受けられた。

The disaster earth quake

▲近所の老舗造り酒屋。家人は無事だったけど、30年前の宮城沖地震にも耐えた建物は、地震により壊滅状態。貴重な地元産業ではあるものの、被災前から、担い手である後継者不足であったことは否めない。人・¥ともに目処がつかず、瓦礫の撤去や取り壊すことすらままならない。まして建て直すなんて・・・このまま廃業ではないかと父が言っていた。

The disaster earth quake

▲土蔵から崩れ落ちた土壁。

ウチから数km、車で5分も走ると、津波を被った沿岸地域である。道路だけは瓦礫が取り除かれて通行可能であるが、辺り一帯、瓦礫の山である。
震災前の街の様子を知っている僕にとって、こうやって目の当たりにしても、やはりこれは信じられない光景であった。

The disaster TSUNAMI

The disaster TSUNAMI

▲空港周辺。自転車ならウチから30分程度だろうか、子供の頃、竹竿かついで釣りにきていた川は、もうみる影もない。

The disaster TSUNAMI

GWの今頃は、例年であれば田植え作業の最盛期である。のどかな田園風景だった地は、見渡す限りの瓦礫の山。
もう2ヶ月になろうというのに、田んぼや畑は海水に浸かったままである。

The disaster TSUNAMI

▲道端に転がる木彫りの熊。どこかの蕎麦屋か居酒屋にあったのだろうか。。。田んぼの中に突き刺さっているのは、折れ曲がったガードレール。

The disaster TSUNAMI

▲このあたりも、子供の頃には自転車で走り回っていた遊び範囲だ。一度は倒れたらしい、ひしゃげた標識。

The disaster TSUNAMI

▲荒らされた自販機もあちこちで見かける。(小屋の中ではエロDVDとか売っていたのだろうけど)

ウチ周辺を小一時間ほど周っただけだが、僕の知る風景や町並みは跡形も無くなっていた。幹線道路は機能しているけど、2ヶ月近くたった今でも、田んぼや畑の瓦礫はほとんど手付かずの状態だ。ただ、瓦礫を積んで行き交う大型ダンプに混じって、物流のトラックや、ここで暮らしている人たちの往来も多くみかけることが、日常を取り戻しつつあることを感じさせる。


Comments (0)

› No comments yet.

コメントを残す