大正浪漫薫るハイカラスタバ

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昨年オープンした「スターバックス弘前公園前店」。国登録有形文化財の旧第八師団長官舎をリノベーションして利用したもので、もともとは大正6年(1917年)に建てられた建物。

当時は違う場所に建てられていたのだが、昭和の時代にこの場所に曳家で運んできたらしい。

2015年4月にオープンするまでは、文化財として公開などされていたのだけど、その維持費を賄う意味でも民間のアイデアを活用するということか。

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外観は大正時代の洋風建築そのままだが、和室を改装した飲食スペースの壁­にはホタテの貝殻から作ったしっくいを使用し、当時の佇まいのままに現代風に機能的に直されている。

スターバックスとして文化財への出店は、神戸・北野の異人館に続き全国2例目。

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青森県産のヒバやブナ­を取り入れた室内には、県産工芸品「BUNAKCO」のランプのほかにも、津軽の伝統工芸であり女性にも人気のある「こぎん刺し」の長椅子が置かれているなど、インテリアへのこだわりも注目のポイントだとか。

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