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四十路オッチャンの手習い〜大型自動二輪免許(前編)〜

45歳にして、大型自動二輪免許をとった。学生の時に普通自動二輪(当時の呼び方は”自動二輪免許の中型限定”)をとった当時は、401cc以上の大っきいバイクに乗るためには、”中型に限る”と排気量制限のついた自動二輪の免許をとった上で、その中型限定を解除する”限定解除”なる実技試験を受けなければならないステップアップ制だった。限定解除試験は教習所では行えず、府中や鮫洲などの試験場での受験のみ。今のように教習所でとる手段は無かった。大型バイクに乗りたければ、必ず一度は運転免許試験場に行って実技試験を受けなければならなかったわけだけど、これが合格率10%に満たないとも言われた難関な試験。10回〜20回は当たり前、30回以上も受けて、やっと合格したなんて人も珍しくなかった。年に全国でわずか2万人ほどしか合格しないという、まるで大型バイクに憧れる若者を落とすことが目的のようなハードルの高い試験だった(・・・と言われていた)。それを知って怒ったのが大型バイク専業の米ハーレーダビッドソンである。大型二輪免許の保有者が増えないから自社のバイクが売れない、全ては世界一難しい試験制度があるせいだと日本政府に噛み付いた。ハーレーさまさまではあるが、現在はハーレーが日本での大型車売上げNO.1であることを考えれば、あながち言い掛かりではなかったのかもしれない(それにしても外圧に抗えない日本政府の不甲斐なさ・・・)。
なにはともあれ、おかげで今は教習所で大型自動二輪免許が取れるようになったのである。昔に比べれば現制度は免許を金で買うようなものとも言われるけど、僕自身も年を重ねて”大人買い”ができる環境になったことと、勤務地が変わって通勤経路に教習所があるようになったことがキッカケで、約25年ぶりに教習所に通うことにした。40代半ばにして大型二輪免許への挑戦である。

ちなみに、アメリカ在勤当時に米国バイクの免許を取得したのだけど、アメリカのバイク免許を持っていても、日本のバイク免許への切り替えは実質不可(公安委員会にもよる)で、手続き的には実技試験を伴う。昔は無試験で切替えができたそうだけど、移住者の救済制度のはずが、限定解除試験の抜け道になったことや事故率の増加が目立ってきたために、公安委員会の判断で実技試験を行うことになったんだとか。そういうわけで、公安委員会によって違うかもしれないけど、少なくとも東京と神奈川の公安委員会は”そのまま切替は不可で実技試験あり”との回答だった。

教習時間は、普通自動二輪免許所持の場合、第一段階5時間、第二段階7時間。ちょっと前までは四段階制(1/4/3/4時間の計12時間)だったらしいけど、二段階制になった今も最少必修時間数は同じです。
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入校手続き

【5/24】

入校説明と同時に入校手続き。僕が入ったところは、キャンペーンか何かで、大型二輪教習の入学金は免除とのこと。普通二輪(MT)の現免許保有である僕の場合、全部コミコミで¥69,800円(最短技能教習と卒業検定含む)。現有二輪免許が普二AT限定の場合は+2万円。ちなみに、大型二輪に”AT限定”は無いです(・∀・)。
同日の大型二輪入校は他に二人いたけど、一人は大型スクーターでやってきたガタイのいいハタチぐらいのお兄ちゃん、もう一人は30代のおとなしそうな人。待合室で周りをみわたしても皆10代や20代の人たちばかり。まるでボクは、子供の付き添いか送迎のためについてきた父兄のようだ。わかっていたこととは言え、場違いとも言える状況の中で、年をとった自分を改めて自覚。受付の女性の話では、大型二輪については40代や50代の教習生は別に珍しくも無いそうで、時間の差はあれど皆さん合格していますよーとのこと。ちょっとホッとした。

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第一段階

【6/17】

初めての教習。初日なので、貸出ヘルメットやプロテクターの利用方法や教習簿の出し方、教習車の準備など、さらっとガイダンスがあった後、さっそく教習車に乗車して周回走行に入る。引き起こしや8の字押しとかあるのかと思っていたら、普通二輪保持者なので基本的にやらないらしい。ただ、「体格的に大型大丈夫か?」と思えるような教習生の場合は、やるということらしい。教習車とはいえ、約12年振りのバイクの感触。アメリカでは免許もあり1100ccに乗っていたこともあって、大型バイクなりの重量感や安定感、そして圧倒的なパワーは理解していたつもり。教習車のHONDA CB750はとーっても乗りやすくて、低回転からトルクもあり、これでどうやったらエンストするのか?と思うほど。一通り乗って、今日はおしまい。

【6/23】

今日は2時間教習。教習項目11「バランスの取り方(直線)」項目12「バランスの取り方(曲線)」が課題として指摘される。要は、一本橋とスラローム・クランクのこと。スラロームは特に苦手意識は無いのだけど、やはり通過が遅い。6秒を切るのが目標らしいが、僕は7秒前後とのこと。はぁ〜。。。
スラロームは、アクセルワークだけで切り返す方法とクラッチを断続でやる方法とがあるらしい。ちゃんとできればアクセルワークだけで十分間に合うから、アクセルに集中しなさいと指導される。「最近は、あまりバイクには乗っていませんかね?」と言われる。クセが無いのはいいのだが、操作系にギゴチなさが見受けられるそうだ。
一本橋は初めは10秒ぐらいで、12秒を目標にとのこと。僕の場合、橋上でリアブレーキで速度調節をするクセを直せと言われた。ブレーキは踏むな、クラッチワークとアクセルワークだけで渡れはずだと。要は半クラッチとクラッチ断の繰り返し、そしてバランス崩した時はちょっとだけアクセルいれて復帰するんだと。普通二輪の時には、リアブレーキでバランスとって・・・と言われた気がするんだけどなぁ。。。。。

【7/4】

今日も「項目11」と「項目12」のみ。ひたすら、一本橋・スラローム・クランクの繰り返し。

【7/6】

規定で言えば、今日は1段階の5時間目「見極め」の時間である。でも、またまた「11と12」。スラロームと一本橋はダイブ良くなったらしい。時間は良い、あとは精度を高めてとのこと。試験は一発勝負なので、ミスのないように・・・ということらしい。

【7/8】

今日は2時間教習。といっても、2時間目はAT教習。大型二輪とはいってもAT教習もやるのか・・・と思いつつ教習に臨んだわけだけど、ATをなめていました。大型スクーターって、乗り方が全然違う。ニーグリップが無いので膝元が落ち着かないのはわかっていたけど、何より、ホイールベースが長いので小回りが効かない、クラッチが無いので半クラができないといった点で、クランク通過に一苦労した。速度調整はブレーキしかないのだけど、それがまた不安定になって足をついてしまう。直線やスラロームがバカみたいに簡単な反面、クランクは厳しいです。

【7/9】

今日も2時間教習。もう1段階のみきわめの段階なんだど、○はもらえませんでした。夏になって、教習生が多くなってきた。車も多いが、バイク教習も多い。教習コースはバイク専用なんだけど、普通二輪と大型二輪が一緒に教習している。混んでくると、一本橋はスタート待ちで並ぶことが多くなるし、スラロームは進入前に前走の普通二輪と十分間隔をあけるようにしないと通過速度の速い大型二輪は追突しそうになってしまう。

【7/25】

やっと、今日1段階のみきわめをもらえました。規定5時間のところ、5時間オーバーの10時間目です。そして課題は、やはり「クランク」。

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第二段階

【9/16】

約2ヶ月ぶりの教習。今日から2段階の教習に入る。時間があいたのは、仕事が忙しかったこともあるけど、今年の東京は例年以上に異常なほど暑く、バイクに乗る気にならなかったのがホントのところ。そして、そして、大変なことに、10月付けでの転勤が決まってしまった。転勤準備をしつつ、あと2週間以内に卒検まで・・・は時間的にも結構厳しい。単身赴任なので、月一の帰省に合わせて教習するか、あるいは転校か、あるいは免許試験場での一発試験に切り替えるか・・・・
それはそれとして、第2段階項目6「交差点の通行(左折)」で課題が残る。要は大回りを指摘された。

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【9/17】

第二段階2日目。今日は3時間教習。ここまでくると、卒検を見据えた教習になってくるのだけど、僕の場合はやはりクランクがぎこちないらしい。規定の教習時間は残り3時間なのだけど、仕事の引き継ぎやら引っ越し準備やらで、教習の時間がとれない。7月・8月、暑さに負けず、教習をやっておくんだった・・・・・とかなり後悔。

【9/22】

キャンセル待ちのため教習所へきてみたが、しばらく待ってみてもキャンセルは出ず、教習をすることができなかった。

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東京での教習はこれでおしまい。続きは・・・

東京での大型二輪教習はここまで。

仕事の関係で転勤となり、引っ越しました。
さてこのあとどうしようか。自力受験はちょっと。。。。転校はお金も掛かるし、もったいない気もする。

どうなったかは、続編で報告します!

「四十路オッチャンの手習い〜大型自動二輪免許(続編)〜」

2度目のユーザー車検

PASSATが2度めの車検を迎える。そろそろ買い替えを・・・と検討はじめたところなので、高条件で下取りしてもらうためにも、最低限車検はとっておきたい、とは言ってもコストは最小限に抑えたい・・・ということで、今回もユーザー車検で受けることにした。ユーザー車検の受けた方は前回の時にいろいろ書いたので、今回は提出書類のことを主にかくことにした。

事前に用意しておくもの

・検査の予約

インターネットから予約可能(予約の際、車検証に書かれている情報が必要になるので手元に用意しておく)

https://www.yoyaku.navi.go.jp/pc/reservationTop.do

※以下にURLが変わった
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

・納税証明書

毎年4月にくる自動車税の納付領収書。延滞が無いか確認されるので、最終的な直近(車検を受ける年のもの)のものが必要。

・自動車賠償責任保険

車検有効期間中、継続していること。車検当日でも、陸運支局や近隣の代書屋・予備車検場でも加入可能。

・点検記録簿

取説や車検証などと一緒に入っていると思うけど、記入済みであれば申請時に添付する。

・その他

はんこ。書類を色々と持ち歩くので、クリアファイルとかクリップバインダーのようなものがあると便利。

必要書類

たいてい、陸運支局(以下、車検場) の近辺には代書屋さんがあり、お金さえ出せば全部お任せで書いてくれるが、自分で書いてもそれほど難しいものではない。申請に必要な申請用紙は、陸運支局場内の用紙販売窓口に行って購入、もしくは配布を受ける(支局によって、無料だったり、10〜30円程度の有料だったりする)。それと、申請用紙には、ボールペンで記入するものと、鉛筆で記入しなければならないものの2種類がある。持参する筆記用具は両方必要です(支局でも貸してくれます)。
鉛筆記入の用紙は、マークシート式のものなのですぐわかるとは思うけど、間違えないようにしよう。なお、申請書は重量税や手数料の納付書を兼ねているので、印紙・証紙を貼って納付する。納付額は、車重や減税対象の有無・割合などで変わってくる。窓口で車検証を見せれば教えてくれるので、いくら分の印紙・証紙を買えばいいのかわからなければ窓口で聞いてみること。

1.自動車検査票

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▲ボールペン書き。色々書くところがあるけど、車検証をみてその通りに転記すればよい。検査手数料の¥1,800円の印紙を貼る。
忘れやすいのが走行距離。概算でいいのだけど、検査の時に確認されることもあるので、調べ忘れていたら車に戻ってみてくる。
左の空欄は、検査を受ける時に結果が機械打ちされるので、書いたり汚したりしないように。

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▲検査表2の方は、構造変更を伴う場合に必要なものらしい。

2.自動車重量税納付書

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▲自動車税の納付書は、ピンク色の紙。車検証に書かれている通りに転記する。
書いたら重量税分の印紙を貼るんだけど、車種によっては免税・減税措置で安くなっているので、ちゃんと確認しましょう。

3,継続検査申請書

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▲これだけが鉛筆書き。これも車検証に書いてあることを、そのまま転記すればよい。

車検

以上の申請書類を揃えて窓口(横浜の場合、継続検査受付窓口⑦)に出す。
記入漏れや必要書類の不足が無いかを確認された後、検査場に向かうよう指示される。あとは車列に並んで、検査を受けるだけだ。
検査の際は、いくつか自分自身で操作しなければならないことがあるので、最低でも以下のことはできるようにしておく。
・ボンネットを開ける方法
・車体番号の場所。(国産車はだいたいエンジンルーム内だけど、輸入車はフロントガラス下部だったり、ドアピラー付近だったりするので予め確認しておくとスムース)
・ウィンカー、および、ハイビームとパッシングの操作
・ワイパー操作
・ホーン(クラクション)操作
・サイドブレーキ・ハンドブレーキ操作(車種によって足踏み式だったり電動式だったりすることがあるので)

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▲検査にパスする度に、検査表に欄機械打ちでマークされる

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▲全て合格して検査完了のチェックをもらったら、陸運支局の窓口に提出する。

検査完了

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▲混んでなければ10分程度で新しい車検証とシールが発行される。

今回のPASSATの2回めの車検(継続検査)にかかった費用は、
申請用紙 25円
重量税印紙代 50,400円
検査手数料等 1,800円
自賠責 22,470円
テスター代 3,000円
合計: 77,695円
で、前回と同じ。
特に異常も無いし、2回めともなればだいぶ勝手もわかってきた。
故障修理や点検は必要に応じてやっているし、これでいいんじゃないかなぁ。

予定外の手痛い出費

うかつにもカメラを落下して破損させてしまった (--〆)

朝、目が覚めた僕は、「カメラ片付けるように!」と昨晩ヨメに言われたことを思い出した。起きがけの手に力が入らない状態で重量級のカメラを手にしたのが間違いだった。リビングテーブルに置いてあったカメラを持った途端、手を滑らせて床に落下させてしまった。
リビングテーブルの高さだから50cm程度だが、レンズ・ボディともにダメージは大きかった。外観はレンズフードの破損程度だけど、ズームリングを動かすとワイド・テレ両端近くに引っかかり感・・・レンズ鏡胴部の変形?。ボディは・・・ファインダーをのぞくとぼんやりと暗く、おそらくミラーか何か駆動系のダメージかと。一瞬の出来事だったけど、修理に万単位の修理費を覚悟しなければならないかも・・・・一気に目が覚めた。

その日の会社帰りにニコンサービスセンターに持ち込んだところ、その場でチェックしてくれた。所要時間は約30分程度。ボディの駆動部は調整だけで復旧し、ボディ・レンズとも機能的には問題がないものの、修理見積もり額はボディ¥3万、レンズは¥3万5千円。
内訳は、ボディ内部の細部チェック、そしてズームリング操作の違和感を気にするのであればレンズは要修理…とのこと。今年初めに買ったばかりのレンズだけに、レンズは修理することにした。ボディについては悩んだものの、「使ってみて何か異常あれば、その時に考えればいいのでは?」とのサービスセンターのアドバイスもあって、ボディ修理は今回見送り。

持ち込んだのが4/26夕方であったので、GWには間に合いそうにないと諦めていたのだが、4/28には修理完了の連絡があった。ニコンサービスセンターはGW期間中も営業しているとのことで、30日に受け取ることができた。
修理の内訳は、レンズ鏡筒部のAssy交換と、光学性能点検および調整。
※レンズ:Nikon AF-S 24-120mm/4G ED VR
部品代 鏡筒部組 24,472円
工賃 10.560円
クーポン割引 -8,152円
で、税込み28,224円也 (>_<)

 

独学で1級小型船舶免許取得~その3(おわりに)

試験結果発表から免許交付まで

試験結果発表

合格発表の日、はやる気持ちを抑えつつ試験機関であるJMRAのWebサイトをみてみる。

1,2,3・・・ボクの受験番号があった! 自己採点で結果はわかっていたとはいえ、やはり嬉しい。

仕事は半休をとって、免許の発行手続きをすべく横浜へ出向いた。

持って行くものは、

・1級の受験票

・現有免許(2級)

・受領済みの特殊船舶の合格証(今回併せて申請するため)

・はんこ

・お金(登録免許税額分)

・免許記載の住所から変わっている場合は、現在の住民票なども必要

試験機関JMRAで1級の合格証明書を受け取ると、窓口のお姉さんが「今日、免許の申請にいかれますか?」とのこと。「はい、そのつもりです」というと、船舶免許を管轄する行政機関(国土交通省の関東運輸局)までの案内図や申請書一式をくれた。

「1級の他に、特殊も同時に発行申請するのですが・・・」と金額を確認してみると、1級と特殊の同時申請であっても登録免許税はそれぞれにかかるそうで、1級(2000円)と特殊(1500円)の計3500円の収入印紙が必要なのだそうだ。。。。まとめてやれば安くなると思っていたのに、違ったらしい。

国土交通省 関東運輸局 http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/

運輸局に出向いて免許交付

関東運輸局本局は、横浜の第2合同庁舎の16Fにある。JMRAのあるビルからは徒歩5分ほどとのこと。申請時に必要な免許登録税分の収入印紙は、庁舎1Fにある郵便局の窓口で購入できる。そういえば、「収入印紙」はパスポート申請などで使う「証紙」とは違うものなので注意しよう。どちらも切手のような形をしていて公定手数料などを納めるためのものという点では共通しているけど、それぞれ納付先が異なる。収入印紙は国(国庫)で、証紙はおもに都道府県だ。「収入印紙」は今回の登録免許税や領収書の印紙税のように国税として国に納めるためのもので、「証紙」は手数料や使用料として都道府県に納めるためのもの(例えば自動車免許は県公安委なので証紙)。役所が国なら印紙、都道府県ならその県の証紙とも言える。売っている場所も違っていて、収入印紙は郵便局や切手販売店だし、証紙は都道府県の施設や都道府県から売りさばきの指定を受けている金融機関などだ。

独学で1級小型船舶免許取得

▲横浜にある第2合同庁舎。後ろの高いビルの16Fに関東運輸局がある。

さて、話を元に戻そう。案内図に従って合同庁舎へ行って、1Fの郵便局で収入印紙を購入。そのまま16Fの関東運輸局へ向かうのだが、セキュリティゲートがあるので、守衛さんに船舶免許の申請で運輸局へ行きたいことを告げて一時入館証を受け取る。

エレベーターで16Fに着くと、「免許手続き関連はこちら」との案内が貼られているので、迷うことはないだろう。車の免許センターのような感じをイメージしていたのだが、なんだか役所の窓口(確かに役所なのだが・・)のようなのが2席だけのこじんまりとしたところだった。

試験機関でもらった申請用紙に記入する。書き方のサンプルは記入台付近においてあり、免許申請の他にも、失効や更新などそれぞれあるので、これを参考に。。。申請用紙は2枚だったかな。それぞれ、機械読みである「操縦免許証申請用紙」は鉛筆で記入、「納付書(収入印紙貼付)」はボールペンで記入となっているので間違えないようにする。筆記具は記入台に備え付けてある。

記入にあたって特に悩むところはないと思うが、もしわからない点があれば、窓口で教えてくれる。僕の場合は特殊と1級の同時申請だったので、記入例とは少し異なった。不明な部分は空白のままにしておいて、申請の際に聞きながらその場で記入した。

一通り書類を揃えて窓口に提出すると、待ち時間もなくすぐに受け付けてくれた。ピークシーズンなど繁忙期には待たされることもあるらしい。隣のもう一つの窓口では、海事代理士(代理申請人)らしき人が、発行免許の名前や住所等の読み上げ確認をしていた。スクールかなんかから委任された大量の免許のようだ。

そのまま窓口で待つこと5分ほど。すぐに新しい免許が発行された。「一級」「特殊」と書かれた新しい免許をみてなんだか嬉しくなってしまう。来庁してから免許の受け取りまで30分と掛からずにすべての手続きが完了。古い免許は、穿孔された上で返却された。個人情報でもあり処分は各々で・・・ということらしい。

なお、申請受付は16:00までのようだけど、15:30以降の受付分についての免許発行は翌日になってしまうとのこと。即日発行を希望する場合は、時間に余裕もっておくことをお勧めする。

独学で1級小型船舶免許取得

掛かった費用

掛かった費用は、

1級船舶免許取得費用(現2級からのステップアップ):7,900円

内訳:

  • 身体検査: 免除
  • 学科試験: 5,900円
  • 実技試験: 免除
  • 写真(2枚): 0円
  • 住民票: 0円
  • 登録免許税: 2,000円

その他、教材や機材など:2,885円

内訳:

交通費:以下3回分での足代 2,000円ぐらい

  • 受験申請(JMRA)
  • 学科試験(試験会場)
  • 合格証明書受領(JMRA)と免許申請(横浜の関東運輸局本局)

というわけで、もろもろで13,000円といったところ。

試験機関であるJMRAの申請や合格証の受領は郵送でもできるし、免許の発行は最寄の支局(お台場や千葉港など)でも可だ。

これで一通りの体験記は終了。

特定操縦士免許については、1日講習を受講するだけなので、更新の機会にでも受けてみようかなと思っている。

東京や横浜ではボートレンタルも多いので、暖かくなってきたら乗ってみようと思っている。

その時は、またブログにてお伝えします。

 


参考までに【1級小型船舶操縦士免許】とは?

総トン数20トン未満、または、長さが24メートル未満のプレジャーボート(マリンスポーツやレクリエーション用途)を操縦できる。

航行エリアは無制限。さぁこれで世界中の海を無制限に・・・・と簡単にはいかず、沿岸から100海里(約180km)以上離れる時は、6級海技士(機関士)を乗船させなくてはならない(島づたいに行けばどこまでも行けるのかという疑問もわくが?)。仮に自分が6級海技士の資格保有者であっても、重任(自分で二役)は認められない。

2003年6月の法改正以降、1級免許だけでは水上バイクには乗れず、これには「特殊」免許が必要となる。また、旅客船や遊漁船など人の運送をする小型船舶の操縦には「特定」(車でいう二種免許)が別途必要。ちなみに、旧4級免許保有者は、更新時に2級に切り替わると同時に「特殊」および「特定」が自動的に付加される。

なお、自動車免許は公安委員会発行であるが、ボート免許は国土交通省発行のれっきとした国家試験資格である。もちろん自動車免許と同様に、銀行などの本人確認証明書時として使用可能だ。

■関連リンク

2級船舶免許取得記~その1(準備編)
2級船舶免許取得記~その2(実技講習)
2級船舶免許取得記~その3(受験編)
2級船舶免許取得記~その4(完結編)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(準備編)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(受験編その1)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(受験編その2)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(完結編)
独学で1級小型船舶免許取得~その1(準備)
独学で1級小型船舶免許取得~その2(受験)
独学で1級小型船舶免許取得~その3(おわりに)

 

独学で1級小型船舶免許取得~その2(受験)

【1級小型船舶操縦士 学科だけです】

1級の受験にあたって

「上級科目(上級運航I:8問、上級運航II:6問)」
1級と2級との違いは、学科のこの14問だけ。(実技試験があっても1級と2級受験者では全く同じ)
2級からのステップアップ試験では、この2科目それぞれで50%以上、14問全体の65%以上正解すれば合格。
ただ、ステップアップで1級を受験する場合は、新規で受験する場合と比べて時間配分が難しいかもしれない。ステップアップでは70分で上級問題14問を解くわけだが、海図問題3問にじっくりと取り組んでしまうと30~40分程度は掛かりそうだからだ。あとの11問を残りの時間で解くわけで、場合によっては時間が足りなくなることも考えられる。
対して新規の場合は全64問を140分で解くので、海図問題さえ片付けてしまえば、あとは残った時間でゆっくり取り組めば良い。

出題傾向

・海図問題3問は必ず毎回出題される。最悪、海図問題が全滅だとしてもあと1問までは間違えることができるとはいえ、全体ではミス4問がぎりぎりの合格ライン。海図で全滅してしまうと、他でカバーするのはかなり苦しくなるので注意が必要だ。
海図については苦労している人も多いようなのだが、「1級小型船舶操縦士 学科問題集」には解き方が解説付きで載っていて、これはとても重宝した。解説されている一通りの出題パターンの解き方を覚えてしまえば、過去問題はそれほど多くはやる必要はないと思う。

・潮汐表の問題が必ず1問出題される。与えられた情報をもとに、単純な足し算と掛け算で解けるボーナス問題だ。表に示される各数値の関係を理解しておく。

・気象予測の問題も必ず1問出題。

・海難事例や海難防止の問題。

海図以外の問題対策は、やはりひたすら反復してみることだろうか。

■学科試験

さてそれでは学科試験について。
試験当日は、30分前の8時半過ぎには会場に到着。
身体検査を受ける必要がないので、本当は学科試験開始前である10時過ぎぐらいにくればよかったのだが、試験会場に着いてからのんびりした方が気楽なので。。。
会場は某大学内の大きなホール。受験者はざっと100人以上はいたと思う。
座席票をみると、対象試験ごとに3つに区分けされ、それぞれ受験番号順に並んでいる。
・試験時間70分の1級(ステップアップ):約50名
・試験時間140分の1級(新規や特殊免許保有者と思う):約40名
・2級:約30名
といったところだろうか。1級受験者が圧倒的に多い。
試験官は2名だったと思う。これまでの試験会場とは違って、試験機関直属の職員のようだった。

独学で1級小型船舶免許取得

会場に入ると、現役学生のような感じから齢60前後と思えるおじいちゃんまで、受験生は老若男女、様々であった。みなさんテキストや問題集を見直したりして勉強していたが、パッと見、市販のテキストは少なくて、ボートスクールや学校の教材らしきものを使っている人が多かった。

2級や特殊の時と比べると、プレッシャーや緊張感のようなものはほとんど無かった。今までは、時間のある限りテキストを見直したりして、試験開始ギリギリまでもがいていたのだけど、今回はお茶を飲みながら試験とは別のこと考えたりするような余裕があった。海図も含めて過去問を多くこなしてきた感触で9割程はとれると思っていたが、その分、解答欄がズレたり受験番号の記入漏れといったケアレスミスには気をつけた。

9時になると、まず最初にオリエンテーションというか、試験の段取りの説明が始まる。
前述のように3種類の受験者がいるので、それぞれについての説明がある。
ちなみに、実技試験のある人は翌日と翌々日の2日間にわけて行われるようだ。受験者が多いので当然といえば当然だが、2級・特殊ともに数人程度だったボクの時とは大違いだ・・・。ボクの2級の時なんて、最終の人でも同日午後2時過ぎには終了予定だったし。

一通り説明が終ると、身体検査が始まる。
受験番号順に呼ばれて会場の後ろの方でやっていたようだ。ボクは2級の時に合格しているので免除。身体検査は、一度合格すると一年間有効なので、有効期間内の再受験や他種受験であれば省略となり検査料もかからない。

2級の時にも書いたけど、身体検査は「視力、弁色力、聴力、疾病及び身体機能の障害の有無について」とされている。
検査方法は、
1.イスに座って待ち、自分の受験番号を呼ばれたらイスから立って試験官のとこに行く。
2.口頭質問で、疾病の有無(生死に関わるような重大疾病)を聞かれるので答える。
3.普通の視力検査(会社の健康診断や自動車免許と同様)をする
4.赤、緑、白の光(光源)が識別できるかの検査。真っ暗な中での光点の色を答える。白は蛍光灯のような白ではなく、白熱灯の乳白色。
一人あたり、だいたい1分程度。
1と2が聴力と身体機能の検査にあたるらしい。これで3,200円とはどう考えても高いのではないか?
身体検査の結果はその場で教えてくれるが、これに合格しないと、次の学科も実技も受けることができない。
なお、試験機関のwebなどには書かれていないことなのだが、メガネやコンタクトの使用は勿論OK。自動車免許と違って、使用しても免許証には「眼鏡等」などの条件は一切付かないので、視力が不安な人は使わないと損だ。ボクはメガネはかけていないが、試験員がそう説明していたので間違いないと思う。

とりあえず全員の身体検査が終わるのを待っているだけの時間。学科試験の集合時間は10:15とのことだったので、それまでは休憩時間。
本来、ボクのように身体検査が免除の人は、この集合時間までに試験会場に来ればいい。
(ボクは気分的に余裕を持ちたかったので9時前にきたけど)
会場入り口には、実技試験会場の場所案内や時間が掲示されている。ボクは実技免除なのでなんとなく見ていただけ。
おもしろいなと思ったのは、オジサンはせっせとメモしているのに対して、若いコ達は例外なくケータイで撮影するだけでメモ派は皆無。
ボクなら・・・どっちだろう?ケータイ写真だけじゃ不安だからメモ派かな、やはり。

集合時間の10:15になると、試験員から学科試験についての簡単な説明がある。机上に出しておけるものとか、退室可能となる時間とか、トイレ含めて一時退室はできないとか、そういった説明。そして、問題とマークシート、そして海図が配布され(海図は試験会場で配布されるので、持参する必要はない)、落丁の有無などの確認を行う。
その後マークの仕方とかの説明があって、そして10:30、学科試験開始。

制限時間は、2級からのステップアップなので70分。
開始後にざっと問題をみたところ、ほとんど過去問と同じか、又は少しひねった捻った程度の問題ばかり。
ボクは先ず海図問題から取りくんだ。もちろん試験運びは人それぞれなので、後回しでも構わない。
試験用に配布された海図は、問題集付録の練習用と内容は全く同じで、大きさだけが二回りほど大きい。折り目のないキレイなものだ。

※練習用は4つ折りだったが、やはり折り目があると距離や角度を測るときに誤差が生じやすいので、ボクはA3にコピーしたものを使用して練習していた。

心配していた試験時間だが、海図問題は20分ほどで終了。
残りの問題もスムースに解答がすすみ、試験開始から40分ほどで全問の解答を終えた。
海図問題含めて見直し終えて、開始から50分ほどで退室。

あとは各自解散となるわけだが、試験時間70分の受験者(1級ステップアップと2級)が全員退室するのを待って、ロビーに模範解答が張り出されるとのことだったので20分ほど待った。
試験開始から70分を経過した11:40、模範解答が貼り出される。試験会場内にはまだ試験を受けている人(140分の1級受験者)がいるので、声にして読み上げないようにとの注意があった。

自己採点の結果は、13/14問で正解。
海図は完璧。間違えた1問は上級運航Ⅰの1問で、台風の進路予測の問題だったと思う。もちろん全然合格範囲だ。
あとは、解答欄がズレていたなど余程のことさえ無ければヨシ。

学科受験を終えて

1級受験を決めて勉強はじめてから試験日までだいたい2週間あったのだけど、週末に海図の練習を4時間程度やって、あとは毎日の通勤時間を利用して問題集の学科を一通り読んだ程度。結果的には、それでも十分すぎるぐらいだったと思うが、個人差があるのでなんともいえず。
車が大好きなボクは、エンジンや電装系の知識はちょっとあったので、それでわかる部分も多くあったと思うし・・・少なくとも消去法でいけば、回答不能な問題は滅多にないと思う。

さてあとは合格発表を待つのみ。
正式発表は一週間後!

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