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ドメインパーキングのススメ

今回はドメインを使ったお小遣い稼ぎの話をしよう。
ニュースなどで聞いたことがある方も多いと思うが、ドメインは、オークションなどにおいて高額で落札されることがある。以下はこれまでの高額落札の例であるが、もともと取得に際して必要な費用は、取得した時代にもよるが数ドル~数十ドル程度である。このように、人気がでそうなドメインを取得しておくことは、将来大きな利益をもたらすかもしれないのだ。

・ 「vodka.com」が300万ドル(約3億4500万円)
・「g.cn」が2000万ドル(約23億円)
・「pizza.com」が260万ドル(約2億6千万円)
※いずれも1ドル=115円で計算

・・・とはいえ、こんな高額で取引されるケースは滅多にないのもまた事実。ところが、ドメイン名を取得しておくと、オークションに出品する以外にもドメインを使ってお小遣いを稼ぐ方法がある。それが「ドメインパーキング」とよばれるものだ。

ポータルサイトやリンクなどからネットを徘徊していると、一度ぐらいは、このようなリンクが貼られただけのページを見たことがあるのではないだろうか。

このようなドメインの多くは、更新切れとなったドメインを二次取得し、過去のリンクからアクセスしてきた人に広告を表示することによって収益を上げようとしていることが多い。あるいは、この広告は新規取得したドメインにも表示させることが出来るので、使っていないドメインをドメインパーキングにすることも可能だ。取得したものの使っていないドメインをただ寝かせておくよりも、広告を掲示して少しでも収益を上げようというのが狙いだ。

ボク自身も、ドメインを取得だけして実際には使っていないドメインがいくつか有るので、それらはドメインパーキングを利用している。ボクが使っているドメインパーキングは、ドメインの取得、ドメインオークションなどもしているイギリスの「SEDO」という会社であるが、他にもGoogleやGodaddyをはじめとして、いろいろな会社がドメインパーキングを提供している(会社によっては、有償の場合もある)。
SEDOの場合は、ドメイン自身を譲渡する広告(購入希望者からの連絡を待つ)を出しながら、広告ページをも表示させるという両建ての構造なので、3文字ドメインや、有名な単語や語呂のいい単語、名称などのドメインを取得出来た場合や、その他、バックリンクを沢山持った更新切れドメインなどにとっては効果的であろう。

SEDOにおいては、ドメインパーキングの利用自体は無料となっているので、ドメインを販売する場合はもとより、取得だけして使っていないドメイン(休止ドメイン)を所有しているのであれば一度使ってみることをお勧めする。

Internet Domain

Internetサービスプロバイダの提供するホームページサービスや、Geocitiesなどの無料(広告入り)ホームページサービスに見切りをつけて、自由度の高いホスティングサービスの利用を始めたのが1998年頃だった。 
そして、はじめて自分のドメインを取得したのが1999年11月。 以降、これまでいくつかのホスティングサービスを渡り歩いてきた。

■Digiweb(企画屋)
最初に利用したのがここ。 独自ドメイン取得前は、ホスティングサービスを利用。
世は、主にプロバイダが提供するホームページサービスが利用されていた時代である。
無料で利用できるgeocities(まだYahoo!に買収される前)がでてきたのもこの頃だ。
(プロバイダのドメイン名の下にユーザー名がつく、長いURLになるアレである)
ADSLすらなく、ISDNテレホーダイでネット利用をしていた1997~1998年当時、HTMLコンテンツのUploadは大変時間のかかるものだった。 国内で個人向けのホスティングサービスをやっているところはほとんどなく、やっていたとしても月額1~2万もする高額なものだった。
ホスティングサービスの主流は、今のようなlinuxやFreeBSDではなく、Solaris(Sun Microsystems)が主流。 
(Windows NTは、まだIISすらなかった頃である)
Digiwebも、Solarisだった。後にWindowsでのホスティングサービスも開始しいずれかを選択できるようになったが、Solarisと比較して高かったため、個人利用者からは敬遠されていた。
企画屋は国内企業であるが、実質的にはホスティングは米Digiweb(digiweb.com)で行われていた模様。

■interliant.com
http://www.interliant.com/

米DigiwebがIntelliant社に買収されたことに伴い、ホスティングサービス提供元がIntelliantに移った。
この時点で企画屋とのつながりが無くなったようであり、サポートはIntelliantになった(当然英語のみである)
企画屋を選んだ大きな理由は日本語サポートが受けられることだったので、この通達があったときには、その後困るかに思えた。 しかし、ホスティングサービスの利用に大分慣れてきていたことと、ちょうどその時期に仕事でアメリカ駐在していて、英語に抵抗が無くなってきていたこともあり、困ることは意外と無かったのである。

■Network Solutions Inc
Interliantのとき、Network Solutionsでドメインを取得。
NetworkSolutions(以下NSI)はドメインレジストラであり、自社でのホスティングサービスは行っていなかった。NSIは、2000年にベリサインに買収された(WIKI) 。NSIはアメリカの会社だが、始めの頃は日本でも安い、サポートがいいってことで取得する人が多かったようだ。
NSIは24時間365日のサポート体制を売りにしていたが、お世話になることは一度もなかったなぁ。。。

■Kagoya.net
Kagoya.Netのスタンダードプラン。¥1,050/月。
国内のレジストラ及びホスティングが安くなったこともあり、ドメインレジストラをNSI から国内に乗り換えることにした。
ここで、NSIに登録されている私のメールアドレスが古いままだったので更新しようとしたのだが、その更新手続きは、なりすまし防止のためか、登録しているメアドに送られるメールが受信できなければならない。 これには困った。
ドメイン移転、あるいはメールアドレス変更を依頼すると、確認のためのメールがドメイン所有者であるボクへ送られる。このメールに記述されているURLにアクセスすることではじめて手続き完了となるのだ。 しかし既に古いアドレスは廃止済みであるので、この認証用メールが受け取れないのだ。
kagoyaのサポートに相談したところ、無料で事情説明のレターを作ってくれて、さらには返ってきたメールの翻訳も無料でしてくれた。そんな感じで、NSIとの何度かのやりとりをして移転完了するまで丁寧にサポートしてくれた。
その丁寧な対応から受けた好印象で、kagoya.netは4年ほど利用した。

このころになると、ホスティングを行っている会社間の競争は激しくなってきており、価格競争も激しい。
利用する側にとってはいいことなんだけど、安かろう悪かろう・・・では困る。
いろいろな角度から検討してみたがどれも決定打はなく、ダメなら乗り換えればよい・・・と割り切ることにした。
ムームードメインやロリポップはネーミングに抵抗があったので、当時上場を果たしたばかりのさくらインターネットから試してみることにした。
(だって、ホスティング先聞かれたとき、「ムームー」や「ロリポ」って答えるの恥ずかしいもの(笑))

■さくらインターネット
つぎに、さくらインターネット。 ここは一年ぐらいつかった。
ホスティングもレジストラも、両方扱っており、1つのアカウントで一括して管理することができる。
月額¥500ぐらい。 さすがにドメイン移転手続きも慣れて要領を得てきたので、kagoya.netからの移転はスムースに完了。
ばらばらになっていたドメインレジストラを一括にしようかと思い始めたのもこの頃。 kagoyaから移転してきた.comの他、jpドメイン2つを追加取得。

さくらは、スタンダードとライトがあって、ライトだと月額¥125円。ただし、ライトはデータベースが簡易型であるberklyしか使えない。 MySQLを使いたかったのでスタンダードを契約した。
さくらのホスティングサービスのプランは安いし比較的気に入っていたのだが、それでも年間¥6000である。 加えて、ドメインの維持費にしてもバカにならず、.comで年¥1800。ボクのようにドメインをいくつも所有している人も少なくないと思うが、レンタルサーバー代と合わせるとかなりの出費である。少しでも安いにこしたことはない。
さくらで取得したgTLDドメインはhttp://www.melbourneit.comがレジストラとなるか、最初の一つを取得したっきり、さくらで取得するのはやめたのである。
さくらは、これといって大きな不満も無かったのだけど、逆に言えば固執するほどの特徴やメリットがあるわけでもない。
より条件が良くて信頼性(安定性)の高いサービスが見つかれば、いつでも乗り換えるつもりでいた。

■Value Domain
そして今のValue Domainに移転。
抜群のコストパフォーマンスと、クセはあるものの使いやすくて融通のきくコントロールパネルなどのユーティリティ群。ある程度の知識は必要だが、制約の多いGUIベースではなく、textベースでの設定ができるのも魅力。知識さえあれば、意図したconfig設定はほとんど可能といえる。
Value Domainのことは以前にも書いたような気がしたので、ブログをさかのぼってみたら、やはりあった(そのときの記事)。

VALUE DOMAIN

■VALUE DOMAIN
2006/01/31

さくらを使い始めてから半年ほどたった頃、ふとしたことで新たなドメイン名を取得することになった。
そこで、ドメインレジストラとしてはその安さが以前から気になっていたVALUE DOMAIN(以下VD)を利用してみることにした。 
VDとは株式会社デジロックが運営するドメイン登録代行(+無料メール転送+自由に設定可能な無料ネームサーバー+無料ダイナミックDNS+無料URL転送+無料・有料サーバー)を提供するドメイン総合サービスである。

当面の試みとして、ドメイン取得&維持管理はVDで行い、「さくら」の利用はホスティングだけにとどめる。さくらは、他社で取得したドメインでの利用も許しているので、DNSで新ドメインをさくらに向ければよい。
ドメイン取得と登録は、一旦済んでしまえば、そうそう変更するものではない。万一、低価格なりのものだったとしても、新たに立ち上げるドメインだし、まぁ何とかなるだろう。。。という軽いノリだ(笑)
結果的には正解だった。当面、VDで登録しDNSとホスティングは”さくら”を利用するつもりでいたのだが、VD(とXREA)の快適さに、さくらからの乗り換えは当初の予定より大幅に早まったのである。VDの操作系は殺風景で少々不親切な部分もあるが、一度慣れてしまえば、逆にこの簡潔さが使い勝手よくなるのだから不思議なものだ。
この後もいくつかドメインを取得することがあったが、これ以降、ドメイン名の取得と維持についてはこのVDのみ利用するようになった。

VDで掛かる維持費用は、.comで年¥900、.jpは年¥3500程度と安い。しかも、サブドメイン設定、ダイナミック DNS サービス、100個までのメールアドレスなど、ほかのサービスにはない豊富な機能が追加料金なしで利用可能である。また、XREA+ の利用権の購入も、ここで行うことができる。
ここまで安くできるのは、全て自動化されていて人件費が掛からないからだそうである。反面、人手に頼るようなサービスはできないので、丁寧なサポートは期待できない。その潔さは”わからないことがあれば、自力で調べて問題解決ができる人限定”ともいえ、初心者にはお勧めできない。 システムは十分に実績があり安定しているが、設定方法Q&Aなどの初心者向けサポートについては、有志が立ち上げているサイトやコミュニティに任せるということらしい。周知済みの問い合わせ内容では返事すらこないようなので、サポート重視の人は、さくらやロリポなどを利用した方が懸命である。
なお、VDでは、登録に手間の掛かる属性型ドメイン(.co.jpなど)は取り扱いがないが、それ以外は多くの種類ドメインが取得可能である。

【特徴】
・ともかく安い! 初期費用も無料! (.comで年\990、.jpなら年\3690。ドメインが15個超の場合はさらに1割程度安くなる)
・他社サービスと比べても破格の業界最安値クラス!! 少なくとも、国内では抜群のコストパフォーマンス。
 詳細は VALUE DOMAINのサイトで確認ください。
・豊富に用意された機能は、追加料金不要。基本料金のみで利用できる。
・便利なダイナミック DNS と URL 転送機能 (一部ドメインを除く)。
  これ、自宅サーバーで運用している個人ユーザーにはとってもうれしい機能と思われる。独自ドメインでダイナミックDNSっていうのは VALUE DOMAIN ならでは。
・簡潔にまとまっていて、とても使いやすい管理画面。
 ほとんどの設定を管理画面より自身で行うことができ、使い勝手もナカナカ。。。。
・もちろん XREA と組み合わせて使用できる。
 XREA のアカウント (無料アカウントでOK) ひとつで複数のサブドメインに対応でき、100個までのメールアカウントも作成可能。
 まさに独自ドメインを満喫できる。
・ネームサーバを無料で提供。
  無料のネームサーバが提供されているため、ドメインを移管しなくても、他社で取得したドメインをそのままVDで管理することもできる。

※キャンペーン割引き
また、VALUE DOMAINでは現在、期間限定で、日本語.jpドメインに限って年¥640と極端な割り引きをしている。
日本語ドメインはまだあまり普及していないこともあって、サポートしているブラウザはFirefoxやSafariであり、IE6では未対応である。対応版であるIE7の普及にあわせて日本語ドメインが増えてくると思われるので、今のうちに取っておくのもいいかもしれない。

メールを受け取れないと、ドメインの移転ができない

これまで、ボクが使っているドメインのレジストラは「Network Solution International (NSI)」を利用していた。
今回、レジストラを「KAGOYA INTERNET」に変更するにあたって、ちょっとした問題が発生した。

移転しようとしているボクのドメイン(便宜上、example.comとする)のWhoisデータベース情報には、管理者のアドレスを taro@usa.net というアドレスで登録していた。しかしこのメアドは、ボクがプロバイダを移転してしまったため、すでに抹消されていて存在しない。
ところが、NSIのシステムはドメインのレジストラ変更をしようとすると、その変更の意思を確認するためのメールがWhoisに登録されているこのメールアドレス taro@usa.net に配信される。このメールには確認のためのパスコードが記述されており、このパスコードを入力しないと変更操作が完了しない。
つまり、taro@usa.net あてのメールが受信できない限り、移転ができないのだ。

国内のレジストラであればなんとでもなるかもしれないが、相手は米NSI。英語でのやりとりがハードルとなってなかなか進展せずにいたのだが、なんとか解決することができた。KAGOYA INTERNETの親身なサポートにはとても感謝している。

■ドメイン変更の更新の確認を、FAXフォームでおこなう方法
NSIのwebから変更操作をする。発行された Tracking Number を控える(Confirmationのメールは受信できないが構わない)。
下記のフォームに記入・署名の上で指定のFAX ナンバーまで送信する。NSI から「completed」のメールが返信されれば、変更手続きが完了する。

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LETTER OF AUTHORIZATION VIA FACSIMILE TO (703) 326-7000
For Personal Contact Record Modification

Date: April 14, 2002

To: Network Solutions, Inc.
505 Huntmar Park Drive
Herndon, VA 20170
ATTN: Network Solutions Registration Services

RE: Contact’s Name: Yamada, Taro (自分の名前)

Dear Network Solutions,

I, <自分の名前=Yamada,Taro>, request Network Solutions to modify the
my personal information as provided in the Contact Template that was
previously submitted under the NIC-tracking number below.
Tracking number: NIC-NIC-020123.45ed (←トラッキングナンバー)

Along with this letter, I have included copies of apppropriate
documentation that establishes both my identity and my address
as currently listed in your WHOIS database.

Thank you,

Signed: ____________________________________

Name:

Phone: 3-1234-5678 (自分の電話番号)

Email: taro@hogehoge.net (新しい受信可能なメアド)

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Whois に登録されていた旧いメアド「taro@usa.net」が利用できなくなっていても、このFAXフォームに記入し送信することで、ドメイン更新手続きとメアドの変更(新しい taro@hogehoge.net)が完了することができた。