Eneloop

Wiiを素のままで購入し楽しんでいると、ゲームソフト以外に、いくつかの必需品が次第にみえてくる。
欲しくなるのは、2つ目のWiiリモコン、そして、Wiiリモコン用の充電式バッテリだ。

聞くところによると、Wiiリモコンにアルカリ電池を使用した場合の持ちは
 ポインティング使用時で約30時間
 ポインティング非使用時で約60時間
・・・なのだそうだ(公式の情報ではない)。
ということは、一日2時間遊んだとして約半月か以上ということか。
電池切れ警告はあるが、完全に電池切れになる前でもリモコンの反応が悪くなったりするので、早めに交換したくなる。
電池寿命としては短くはないけど、長いともいえないか。充電池がいいかな、ヤッパシ。。。。ということで、購入したのは、Wiiリモコン用として推奨しているお店も多い「SANYO eneloop」 (Wiki)。

従来のニッケル・水素充電池は、自然放電が多く、あらかじめ充電しておいても、いざ使おうとしたときには自然放電してしまっていて使用できないといったことが多かった。このため、充電した状態で販売することや非常時の電源として準備しておくことは現実的ではなく、アルカリやマンガン電池と比べて緊急時用途や買い置き用には向いていない。また、メモリー効果現象があるので使用や充電に際しては注意が必要で、乾電池のように気軽に使うことは難しかった。
eneloopはこれを改良し、自然放電を極力抑えることで約1年放置しても約85%の残存率を持ち、メモリー効果も抑えられているのが最大の特徴である。充電した状態で保管できるので、Wiiリモコンのバッテリが切れたときにも、交換すればすぐに使えるというわけだ。
専用充電器である必要はなく、よほど古いものじゃなければ、他社製も含めて使用可能である。
但し、eneloo自身の被覆カバーが僅かに厚く、通常の乾電池のサイズと比較して若干サイズが大きい。電池ボックスのサイズが狭い機器(ミニ四駆など)では電池の取り付けがしづらい場合があるとのことだ(最近のeneloopでは改善されているらしい)。

買ったのは6月末なので、使い始めてもう半年ぐらいになるだろうか。
以来我が家では、Wiiリモコンの他、TVやDVDのリモコン、エアコンのリモコン、掛け時計や目覚まし時計にいたるまで、ほとんどのモノがeneloop化されてしまった。
eneloopは単3と単4サイズしかないのだが、単1や単2サイズのジャケット(スペーサー)が商品化されている。単3のeneloopにジャケットを着せることで、単1サイズにも対応できるのだ。電池や充電器をサイズ別に買い揃える必要がないので、この点でもかなり重宝する。


【追記】
■グッドデザイン賞2007は、大賞に「eneloop (正確にはeneloop universe product群)」、そして、金賞に「Wii」」なのだそうです。
6つあった大賞候補作品中、1位は299票のeneloop、2位は230票のWii。
「1位と2位の差が100票以内の場合は決選投票」とのルールに沿って、eneloopとwiiで決選投票したところ、eneloop 688票、wii 455票。
見事 eneloopが、グッドデザイン賞2007大賞に選ばれたのだそうです。

「グッドデザイン賞2007」

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