※仙台七夕2010 今年の最優秀賞
2010/8/7
帰省の際、仙台七夕をみにいってきた。こうやって七夕見物にきたのはもう十何年ぶりだろう・・・
子供のころ、ばあちゃんに連れてきてもらった記憶はあるが、それ以降は学生の頃にデートしたかな?ぐらいでほとんど印象にない。
例年、旧暦の七夕にあたる8/6日~8/8日に開催されるのだけど、お盆の帰省時期からは外れるので、なかなか機会がないというのも理由のひとつ。今年は、仕事の休暇がお盆の前にとれたので、帰省ついでにフト思い立って七夕見物・・・というわけだ。
久しぶりにみてみると、七夕飾りの裾のヒラヒラがなんとなく短くなった印象がある。ボクの記憶では、飾りを手でかき分けながら手探り状態で歩くので、突然目の前にすれ違う人の顔があったり、ぶつかったりすることがよくあった。飾りで前方も足元も見えなくなるせいだったのだが、今回は飾りが短くなっているせいか、周りの様子がわかるので、そんなことはなかった。
昔と比べると七夕飾りは、絵柄和紙で作られた伝統的なものの他、ロゴやキャラクターをあしらったものや、エコや平和のメッセージも表現したものも多くなった。伝統行事としてメディアに取り上げられる機会が多いことを考えれば、絶好の広告媒体として利用されているのだろう。風情には欠けるかもしれないが、これはこれで時勢を反映するものとして楽しめるような気はする。
七夕飾りは毎年、その彩りや美しさなどが競われて審査によって優秀賞が選ばれるのだが、最優秀賞に選ばれたものは、一等地である「一番丁 藤崎前」に飾られるのが慣例となっている。普段から人通りの多いこの場所は、今年最も美しいとされた七夕飾りを一目見ようという人で大賑わいとなっていた。
暑さにうんざりしていたところ、ショットボトル型の宮城県の地ビール「伊達正宗」を売っていたので、つい手がでてしまった。この「伊達正宗」はヴァイツェンとよばれるタイプのビールで、香りは穏やか。ホップの風味はあまり感じられずフルーティさは少ないが、強めの炭酸によりアフター向けの爽快なキレを楽しめるイメージの白ビール。このほか「片倉小十郎(ケルシュ)」「支倉常長(ピルスナー)」を含めた3タイプがある。製造・販売を行う長沼環境開発(登米市)が平成16年4月から発売していて、伊達政宗に縁のある宮城県登米市の兵粮山にて製造されている。ビール工場のある兵粮山は、天正年中、伊達政宗が佐沼城の一揆勢を攻略した際に兵粮を貯蔵したところだ。