弘前アップルマラソンに参加してみた。正式名は「弘前・白神アップルマラソン」。
僕が出たのは20kmのハーフマラソン。コースは、山頂からの紅葉グラデーションが綺麗な岩木山の麓に設定されていて、傍らには真っ赤に色づいたリンゴが収穫時期を知らせていた。
タイムトライアルのガチランナーはフル、もしくはハーフを選ぶのだろうけど、ランナーのレベルや志向は人それぞれ。日頃から走りこんでいるわけでもない僕にとって、ハーフマラソンはハードル高く、体にとってもかなりキツイのであった。当初は10kmにエントリーしようと思っていたのだけど、「ハーフかフルだと参加賞に新米がもらえる」と聞いたヨメの欲に押し切られ、渋々ハーフに出ることに…。
コースサイドの家々では、水の他、採りたてのリンゴや梨やぶどうを振る舞うところもあって、マラソンとはいえ、ほっこりムードもある。
せっかくの地場イベントなんだから、こういうのはもっと推奨すればいいのに。。。。たとえば、旬の採りたてリンゴを給水とあわせて振る舞うとか、給水ボランティア活動を小学校や中学校の行事にしちゃうとか(これはリンゴ収穫期でもあり難しいかも)、タイム抜きにコスプレランナーの賞を設けるとか・・・地場のイベントとして育てるには色々やり方があると思うんだよね。アップルマラソンに参加するランナーの中で、純粋に1分1秒のタイムを削ることを重きを置くランナーがどれだけいるというのか。東京マラソンや横浜国際マラソンなどとは違うんだから、様々な価値観の参加ランナーはもちろん、コース沿道をはじめとした地域の人々みんなが色んな形で参加できて愉しめる地域イベントとして盛り上げていって欲しいものです。