ここPennsylvaniaでは、Thanks Givingの前後の頃には秋も終焉を迎える・・・のだが、その頃には毎年恒例(?)の落ち葉掃除が・・・。落ち葉掃除は、土地が広いアメリカでは日本のようにチマチマとはやらなくて、風で吹き飛ばして一箇所に集めて・・・で、一気にまとめてトラックに乗せて運んで行っちゃう。このお掃除の日は、朝早くからブイブイとエンジン音が鳴り響くので、とてもではないがゆっくりとは寝ていられない。
ある休日の朝、ウチの外からけたたましいエンジン音が響いて目が覚めたのだが、すぐに「落ち葉掃除か」とピンときた。
「あぁ、もうそういう時期かぁ・・・」と思いながら窓の外に目をやると、やはり落ち葉掃除。
何人かの連中が、エンジンの付いた掃除機(吹き飛ばすだけだから掃除機とは言わないか?!)をぶら下げて、落ち葉を一箇所に集めている。この携帯のものでは、細かいところ(木々の下とか)をやって、ある程度集まったら、今度は手押し式の強力な扇風機(これもエンジン付)でさらに一箇所に集めるのだ。
落ち葉で一山ができると、今度はそれをトラック(というかダンプ)に積み込んで、どこかに運んでいく。この一連の作業で、アパートの周りからはキレイさっぱりと落ち葉が無くなる。
大抵、お昼頃には終わるのだけど、日本のように「シャッ・・シャッ・・・」という竹ボウキや熊手の音のような風流な感じはサラサラ無い。
左側に落ち葉が舞い上がっているのがわかるでしょうか?
背中にエンジンを背負って、こんな感じで吹き飛ばしていきます。