「水の都」ともよばれる熊本市は、世界の都市(人口50万人以上)で唯一、水道水源を地下水100%でまかなっているのだとか。街中の河川は透きとおるように綺麗で、用水路のようなところでも鯉やハヤの姿がみられる。
全国には路面電車が現役でみられるのはどれぐらいあるのかと思ってしらべてみたら意外なほど残っていた(wiki 日本の路面電車)。九州では、ここ熊本と、鹿児島、長崎といったところか。
僕が子供の頃は仙台でも路面電車が走っていて、「チンチン電車」とよばれていた。発車の度の"チンチン♪"という軽快な音が大好きで、毎日のように祖母にせがんで乗せてもらっていたことを思い出す。バス停ならぬ「電停」なんて言葉も懐かしい。仙台では地下鉄が計画されたことにあわせて廃止となり、現在ではバスと地下鉄に置き換わってしまったのだが、熊本ではこの軌道の石畳の部分に芝生を植えて緑地化する計画があるらしく、まだ当面は存続されるようだ。いつまでも大切にして残してもらいたい。