100年に一度の弘前城の石垣修復工事のため、上に乗っている天守が工事の妨げになる。今年のさくら祭りが終わったら、天守を50mほど曳家で動かすそうだ。
昨年のさくら祭りのあと、工事の足場作りのために内堀を埋めたのだけど、今年のさくら祭りでは、その埋めた内堀を歩けるような計らいをしてくれた。
▼下の写真は、その内堀の歩道からお城を見上げたもの。真ん中には赤い下乗橋。
来年は天守が無いので、この位置から天守を撮れるのは今年かぎりだ。天守が今の位置に戻ってくるのは、工事が終了する10年後、次回はおよそ100年後である。木の遠くなるような年月だ。
▼内堀越しに天守を望む。ポスターとかでよく見かける写真は、このあたりが撮影ポイント。
▼日本一古いという、ソメイヨシノ。樹齢140年とのことだがこの通り満開。
▼真っ暗な空にライトアップされた天守