朝。出勤しようと部屋を出ると、一面の銀世界。年が明けてから、連日”真冬日”(最高気温が氷点下)が続いていて寒かったものの、雪は時々チラつく程度。今までは積雪になることはなかった。天気予報では「1/19夜から雪」とは言っていたものの、あまり気にもせずにいた。
そうそう、ここPennsylvaniaでは、スパイクタイヤはもちろん、チェーンも禁止。(極寒の一部の州を除き、全米ほとんどそうらしい)
こんな雪になっても皆タイヤに関しては気にしない。ちなみに、標準装着のタイヤは、ほとんど”M+S(Mud and Snow)”と表記されている「オールシーズンタイヤ」。この辺では、スタッドレスタイヤは売っているものの、あまり購入する人はいない。タイヤ交換なんて面倒くさがりと高いからだ(笑)。皆、M+Sのタイヤでそのまま冬を越すのだ。チェーンが禁止されているのは、どうも「路面が痛む」からのようで、確かに日本のように「毎年冬の終わりに舗装を治す」のでは、広大なアメリカ、お金がいくらあっても足りない・・・・・。
気温は約16度F(-8℃)
でも、雪のせいか、そんなに寒い気がしない。
雪国育ちは凍結路の恐怖を身にしみてわかっているので、渡米直後の昨冬は「大丈夫なのか?」と恐怖感で一杯だった。
でも、昨冬、積雪を何度か経験して「日本とは全く違う」と実感。その理由は大きく2つ・・
- 湿気が無いためか、雪がサラサラであまり圧雪にならない。
- 除雪がしっかりしているのと、融雪剤を撒く量がハンパではない。
日本と違う大きな理由はこの2つ。
仕事を終えて帰宅するとき。駐車場では除雪車が2台、シャカリキになって除雪をしている。
翌日21日。空は快晴。
積もった雪が太陽光にキラキラと反射してキレイ。雪質は、手に取るとサラサラとしていて、風でサーっと飛んでいくぐらい。