タバコをやめてから約半年。
元喫煙者の立場から、今でも喫煙者のことは理解してあげたい気持ちもあるのだが、そう思っていてもタバコとはこんなにも不快なものか・・・と感る。やめたからこそ見えてくるのがあるかもしれない。
特に、繊細な匂いや風味を味わうような食事、例えば、寿司や懐石などの和食、フレンチ、お茶、ワインや日本酒・・・など、タバコの煙が漂ってくると本当にうんざりする。貴重な時間とお金を費やして、せっかく味わいを楽しみにしてやってきたのに、すべて台無しになる。たった一人の煙でも味が変わってしまうので、「変わりに払ってくれる?」といいたくもなる。
喫煙者の頃は自分では気を使ってる方だと思っていた。あまり偉そうなことは言えないが、少なくとも寿司屋とフレンチレストランでは店内で吸わなかった。ただし、それ以外の店では、先に食事が終わってもタバコは遠慮していたものの、自分と仲間さえ食べ終われば周りの事を考えず吸っていたと思う。
周りの非喫煙者は、相当不快な思いをしていただろう。ゴメンナサイ。。。(*- -)(*_ _)ペコリ
時代の流れとともに、世界的な動きは明らかに"禁煙"を超えて既に"嫌煙"になっている。法律できちんと"ダメ"となってしまえばお店側もスムーズに禁煙に移行できると思うのだが、政府はやる気ないのかね。
「なにも罰則で縛らなくても、呼びかければきっとわかってくれる」と良心に期待してみても、一向に改善されない。結局、社会公共性の観点から、マナー→ルール化→法規制化→罰則とエスカレートしていくのは当然のこと。これは喫煙者が自分で自分の首を絞めていると言ってもいいのではないか。
#ルールが法規制に発展したようなケースは、シートベルト、飲酒運転、運転中の携帯電話、飛行機内の電子機器、・・・などなど。そのうち「電車内の携帯使用は罰金・・・」なんて時代がくるかもしれない。
タバコに火をつける前に周囲に気配りをするのが現代のマナーだと思っていたら、とっくに世の風潮は「気配りどころか、そもそも公共の場では吸っちゃイカン」になっていると思うのだ。その空気を悟ったヤツからタバコをやめていく、そんな気がするのだ。
ボクは、公私共に新幹線はよく利用していたのだが、喫煙していた当時でも、利用する時には禁煙席を利用していた。なぜなら、喫煙車両のあの臭いは、喫煙者であっても気分が悪くなるから。まして、吸わなくなった今では絶対に耐えられないと思う(笑)
禁煙席に座っていながらタバコが吸いたくなったら喫煙車両に行ってタバコを吸って、また禁煙席に座っていたのだが・・・・・・・今思えば、禁煙車両に座っていたタバコの煙が苦手な方に、大変不快な思いをさせていたと思うと、とても申し訳ない気持ちです。すみませんでした。
JR東日本の新幹線が全面禁煙になったのは素晴らしい事だが、主な駅のホームには喫煙ルームを増設するらしい。結果として、出発時間ギリギリまでニコチンを溜め込んだ喫煙者が、服に染み付いたタバコの臭いとともに隣の席に乗り込んでくる。
JR東海の東海道新幹線では、車内に喫煙ルームを設けて車内分煙にするのだとか。JR東に比べて長距離の乗客が多いからなのだろうけど、そうまでしなければならないほど喫煙者の割合って高いのか?席に戻るときは、せめて深呼吸してからにしてくださいね、愛煙家の皆様。