USに来て、初めての雪らしい雪。ちょうど昼過ぎから New York に遊びに行っていて、Queens 在住の友人を呼び出してお茶した。でも、彼はこの後約束がある・・・ということだったので、適当にブラブラと時間をつぶしていた。んで、夜6時頃に「さ、帰ろかな・・」とした時にチラホラと降ってきた。空をみた感じで「これは結構積もるな・・」と直感した。帰路の心配もあったので、家路を急ぐ。
ホーランドトンネルからマンハッタンを出て、New Jersy Turn pike(I95)へ。いつものコース・・・・。
I95を南下していると、あれよあれよという間に本格的に降ってきた・・・。I95は制限速度60mphなのだが、雪の為40mphに速度規制されていた。道は真っ白になっているし、前走車のテールランプが辛うじて見えるぐらい・・・。ワイパーを最速にしても、前が見えない・・。これ、雪国の方だったらわかると思うのだけど、本格的に降ってる雪って、雨以上にタチが悪い。視界が真っ白になるのだもの。
挙句に、US・・・少なくともNYやNJやPA・・は、道路に街灯が全くないので、自分の車のHeadlightのみが頼り。だけど、雪(吹雪)になると、High beamにしたくてもできない。これも雪国の人ならわかると思う。Highbeamにすると雪に反射して前が全く見えなくなる・・・・。
USって、法律で定められているのか、チェーンやスパイクタイヤの類は見た事が無い。滑って事故を起こすよりも、道路が痛んでしまう方が問題なんだろうな・・・。また、スタッドレスタイヤも全く見ない・・・。今回の様に雪の降り初めはともかく、あっという間に”これでもか・・・!”と言うぐらいに融雪剤を蒔くし、除雪もする。だから、雪の次の朝等は、路面には全く雪が無いし、乾いた融雪剤で真っ白・・・。当然、車もそう。この”乾いた融雪剤”・・・「雪が積もってるのか?」と見間違うぐらい路面が真っ白になる。
ホトンドの車はオールシーズンタイヤを履いていて、雪であろうと凍っていようと、運転テクニックでカバーするみたい・・・。
東京のように「降ったら乗らない・・」ってワケには行かないだろうに、それでもスタッドレスタイヤ等の”冬タイヤ”を装着しない・・・っていうのは、これもまた文化や考え方の違いなのだろうか・・・・?
雪道の運転に慣れている人はいいけど、雪道の運転経験の無い人は・・・・怖いと思うよ。
(経験の無い人は、”怖い”ということを知らないか・・・!?)