独学で1級小型船舶免許取得~その3(おわりに)

試験結果発表から免許交付まで

試験結果発表

合格発表の日、はやる気持ちを抑えつつ試験機関であるJMRAのWebサイトをみてみる。

1,2,3・・・ボクの受験番号があった! 自己採点で結果はわかっていたとはいえ、やはり嬉しい。

仕事は半休をとって、免許の発行手続きをすべく横浜へ出向いた。

持って行くものは、

・1級の受験票

・現有免許(2級)

・受領済みの特殊船舶の合格証(今回併せて申請するため)

・はんこ

・お金(登録免許税額分)

・免許記載の住所から変わっている場合は、現在の住民票なども必要

試験機関JMRAで1級の合格証明書を受け取ると、窓口のお姉さんが「今日、免許の申請にいかれますか?」とのこと。「はい、そのつもりです」というと、船舶免許を管轄する行政機関(国土交通省の関東運輸局)までの案内図や申請書一式をくれた。

「1級の他に、特殊も同時に発行申請するのですが・・・」と金額を確認してみると、1級と特殊の同時申請であっても登録免許税はそれぞれにかかるそうで、1級(2000円)と特殊(1500円)の計3500円の収入印紙が必要なのだそうだ。。。。まとめてやれば安くなると思っていたのに、違ったらしい。

国土交通省 関東運輸局 http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/

運輸局に出向いて免許交付

関東運輸局本局は、横浜の第2合同庁舎の16Fにある。JMRAのあるビルからは徒歩5分ほどとのこと。申請時に必要な免許登録税分の収入印紙は、庁舎1Fにある郵便局の窓口で購入できる。そういえば、「収入印紙」はパスポート申請などで使う「証紙」とは違うものなので注意しよう。どちらも切手のような形をしていて公定手数料などを納めるためのものという点では共通しているけど、それぞれ納付先が異なる。収入印紙は国(国庫)で、証紙はおもに都道府県だ。「収入印紙」は今回の登録免許税や領収書の印紙税のように国税として国に納めるためのもので、「証紙」は手数料や使用料として都道府県に納めるためのもの(例えば自動車免許は県公安委なので証紙)。役所が国なら印紙、都道府県ならその県の証紙とも言える。売っている場所も違っていて、収入印紙は郵便局や切手販売店だし、証紙は都道府県の施設や都道府県から売りさばきの指定を受けている金融機関などだ。

独学で1級小型船舶免許取得

▲横浜にある第2合同庁舎。後ろの高いビルの16Fに関東運輸局がある。

さて、話を元に戻そう。案内図に従って合同庁舎へ行って、1Fの郵便局で収入印紙を購入。そのまま16Fの関東運輸局へ向かうのだが、セキュリティゲートがあるので、守衛さんに船舶免許の申請で運輸局へ行きたいことを告げて一時入館証を受け取る。

エレベーターで16Fに着くと、「免許手続き関連はこちら」との案内が貼られているので、迷うことはないだろう。車の免許センターのような感じをイメージしていたのだが、なんだか役所の窓口(確かに役所なのだが・・)のようなのが2席だけのこじんまりとしたところだった。

試験機関でもらった申請用紙に記入する。書き方のサンプルは記入台付近においてあり、免許申請の他にも、失効や更新などそれぞれあるので、これを参考に。。。申請用紙は2枚だったかな。それぞれ、機械読みである「操縦免許証申請用紙」は鉛筆で記入、「納付書(収入印紙貼付)」はボールペンで記入となっているので間違えないようにする。筆記具は記入台に備え付けてある。

記入にあたって特に悩むところはないと思うが、もしわからない点があれば、窓口で教えてくれる。僕の場合は特殊と1級の同時申請だったので、記入例とは少し異なった。不明な部分は空白のままにしておいて、申請の際に聞きながらその場で記入した。

一通り書類を揃えて窓口に提出すると、待ち時間もなくすぐに受け付けてくれた。ピークシーズンなど繁忙期には待たされることもあるらしい。隣のもう一つの窓口では、海事代理士(代理申請人)らしき人が、発行免許の名前や住所等の読み上げ確認をしていた。スクールかなんかから委任された大量の免許のようだ。

そのまま窓口で待つこと5分ほど。すぐに新しい免許が発行された。「一級」「特殊」と書かれた新しい免許をみてなんだか嬉しくなってしまう。来庁してから免許の受け取りまで30分と掛からずにすべての手続きが完了。古い免許は、穿孔された上で返却された。個人情報でもあり処分は各々で・・・ということらしい。

なお、申請受付は16:00までのようだけど、15:30以降の受付分についての免許発行は翌日になってしまうとのこと。即日発行を希望する場合は、時間に余裕もっておくことをお勧めする。

独学で1級小型船舶免許取得

掛かった費用

掛かった費用は、

1級船舶免許取得費用(現2級からのステップアップ):7,900円

内訳:

  • 身体検査: 免除
  • 学科試験: 5,900円
  • 実技試験: 免除
  • 写真(2枚): 0円
  • 住民票: 0円
  • 登録免許税: 2,000円

その他、教材や機材など:2,885円

内訳:

交通費:以下3回分での足代 2,000円ぐらい

  • 受験申請(JMRA)
  • 学科試験(試験会場)
  • 合格証明書受領(JMRA)と免許申請(横浜の関東運輸局本局)

というわけで、もろもろで13,000円といったところ。

試験機関であるJMRAの申請や合格証の受領は郵送でもできるし、免許の発行は最寄の支局(お台場や千葉港など)でも可だ。

これで一通りの体験記は終了。

特定操縦士免許については、1日講習を受講するだけなので、更新の機会にでも受けてみようかなと思っている。

東京や横浜ではボートレンタルも多いので、暖かくなってきたら乗ってみようと思っている。

その時は、またブログにてお伝えします。

 


参考までに【1級小型船舶操縦士免許】とは?

総トン数20トン未満、または、長さが24メートル未満のプレジャーボート(マリンスポーツやレクリエーション用途)を操縦できる。

航行エリアは無制限。さぁこれで世界中の海を無制限に・・・・と簡単にはいかず、沿岸から100海里(約180km)以上離れる時は、6級海技士(機関士)を乗船させなくてはならない(島づたいに行けばどこまでも行けるのかという疑問もわくが?)。仮に自分が6級海技士の資格保有者であっても、重任(自分で二役)は認められない。

2003年6月の法改正以降、1級免許だけでは水上バイクには乗れず、これには「特殊」免許が必要となる。また、旅客船や遊漁船など人の運送をする小型船舶の操縦には「特定」(車でいう二種免許)が別途必要。ちなみに、旧4級免許保有者は、更新時に2級に切り替わると同時に「特殊」および「特定」が自動的に付加される。

なお、自動車免許は公安委員会発行であるが、ボート免許は国土交通省発行のれっきとした国家試験資格である。もちろん自動車免許と同様に、銀行などの本人確認証明書時として使用可能だ。

■関連リンク

2級船舶免許取得記~その1(準備編)
2級船舶免許取得記~その2(実技講習)
2級船舶免許取得記~その3(受験編)
2級船舶免許取得記~その4(完結編)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(準備編)
独学で特殊船舶免許取得に挑む(受験編その1)
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独学で特殊船舶免許取得に挑む(完結編)
独学で1級小型船舶免許取得~その1(準備)
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