Palmがやってきた

1年半ほど使用していた「Palm III」が壊れてしまった。
どうもメモリの接触不良のようなのだが、ちょっとショックを与えるとすぐにハングアップしてしまう。
Palmの無い生活が不便で不便で仕方なかったので、これを機会に買い替えを検討。

今までは、英語版のPalm3に”J-OS”という日本語パッチを当てて使用していた。このPalm3を購入した当時は、現在のような「日本語版のPalmシリーズ」が発売されていなかったのだ。
1年半の間に、本家Palmブランドをさておいて、そのOEM版(IBMブランド)である「Work Padシリーズ」に「Work Pad C3日本語版」が先行発売された。その後さらにメモリを8MBに増やした「Work Pad C50(日本語版)」が追加発売。C50と同時に、やっと本家Palmブランドからも「Palm Vx日本語版」が発売された。

僕はIBM C3の日本語版の発売を横目で見ながら、「でもメモリが2MBではなぁ・・」と購入を控えていた。だって、C3日本語版発売当時、アメリカでは既にメモリが8MBになった”Vx”が発売されていたのだもの。8MBの日本語版が発売されるのは時間の問題・・・・と、その発売を待ち望んでいたわけだ。

Palm V (IBMだとC3)はメモリが2MB。Vには日本語版が無く、日本語版は「IBM C3」だけに存在する。
Palm Vx (IBMだとC50)はメモリが8MB。VxにもC50にも日本語版が存在し、その外見と付属するPC用のソフトの違いだけ。(VxにはMAC用のソフト&ケーブルが付属し、C50にはWindows用のものしかついていない)
値段は、ちょっとだけC50の方が安いのだが、シルバーメタリックに塗られた外見の高級感に惹かれてVxを選択した。(C50は、IBMカラーである”つや消しブラック”)

日本で同僚に購入してもらって、そのままアメリカへ送ってもらった。本体が¥4万円ほどで、郵便局のExpress Mailを使った送料が¥3600円とのことだった。
このExpress Mailは、アメリカにいる私の手に届くまで実質4日。日本国内の送付でも2~3日掛かることを考えると、異常に速いと思うのは私だけではないと思う・・・。(^_^;)

下の写真は、今まで使用していたPalm3(左)と、PalmVx日本語版(右)

さて、待ちに待ったVxが到着したので、早速PCに接続し、PC上のS/WであるPalm Desktopをインストール(アップデート)してHot Syncしてみた。
その使用感は・・・・・まず”速い!!!”
日本語辞書はもちろん英和・和英の辞書等も搭載されているので、メインメモリの消費量が少ないせいもあるが、全ての操作が軽くて快適。
日本語の取り扱いも問題ないし、変換辞書もなかなか賢い。(J-OSの時は、Large-DICを使用していた)
英語版+J-OSの操作に慣れていた私でも、すぐに何の違和感もなく取り扱うことができた。

これ、最近の一番のお気に入りです。 (^o^)丿

Vxの周辺機器(アクセサリ)であるハードケースやモデム等は、もちろんアメリカで購入できるので何も困らない。
アクセサリの選択肢は、本家アメリカの方がよほど多いし。

Palmに関するさらに詳しい情報は、Palm版の”窓の杜”とも言える「Mucy.com」を参照のこと。

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