掃除機購入&ディスカウント

よく言われるところではあるのだけども、アメリカの電気製品は皆「大きい」「うるさい」「働かない」と三拍子揃っている。
特に、「小さいこと」「静かなこと」は、アメリカ人にとってはさほど重要な問題ではないらしく、そこに価値観を見出せないようだ。
スペースに困らないので、大きくても平気だし、うるさいと思うなら聞こえない遠くへ持って行っちゃえばいい・・・とでも思っているのだろう。
それ以上に、「安いこと」「壊れないこと」が重要なようで、ここが日本人との価値観の違い・・・。
小さい=華奢で壊れやすい・・・と思っているのだろうか?!さて本題。
私達の部屋(アパート)の家具や器具は、みなレンタルされているもの。・・・で、そのレンタルのセットの中に掃除機は含まれていなかった。日本人としてはズボラな方の私だが、いくらなんでも「全く掃除をしない」ということではない。今までは既に掃除機を購入していた同僚から都度借りていたのだが、カーペットの毛足が長いからか、あっという間に「ダストバッグ」がいっぱいになる。申し訳ないので、意を決して掃除機の購入に踏みきった。
(それほど大げさなことではないか・・・ (^^ゞ )
TAXフリーのDelaware州にいって、Circuit Cityで$89の掃除機を購入した。交換用のBagを1つくれ」と言ったら、「お客サマ、今なら2個買うと1つFreeで付いてきますよ」と言われ、「じゃ、2つ・・・」と。

そうそう、その掃除機、もともと$94だったのだが、「Make it $80」と言って値引き交渉・・・開始。

「お客サマ、Japaneseですか? Panasonicはいいですよね・・・。私もPanasonicのAudioを使ってるんですよ・・」などと。
すったもんだの交渉の末、$89にて妥協・・・。
日本語で書くと簡単なことだが、そこに至るまでは聞くも喋るも一苦労・・・・・・ 
ま、「ダメ元でこれも勉強・・」と思っていたので、$5の値引きでもいいか・・・と納得。英会話に疲れて・・というのもある。

帰宅後、早速開梱・・・・・・ガンダムの足のようなゴツイ本体に、アダプタやらノズルやら・・まるで"グリコのおまけ"のような組み立て式。
・・・・・・・で、使ってみると、やはりウルサイ。

日本ブランドとはいえ、やはりMade in USA・・・わずかな期待が脆くも崩れ去った・・・・。
でも、"仕事量"という意味では、なかなかよく働く。気を付けないと、コインであろうと明細書等の紙類であろうとあっという間にダストバッグの中に消えて行く・・・・・。

チャラチャラと音をたてながら、時々落ちているコーヒー豆のカス等も吸い込んで行く。で、そのチャラチャラ音が聞こえなくなると・・・毛足の長いカーペットに一筋の"道"ができていた・・・・ (^^ゞ
ちなみに、10A(アンペア)なので、1200Wぐらいか・・。気になって分電盤の容量を確認したら・・・・なんと100Aのブレーカー。
エアコンを効かせて、電子レンジを使いつつ台所の電気コンロでお湯を沸かし、電気温水器が稼動した状態でいて、掃除機を使っても・・・・・・・ブレーカーは落ちない。
日本で100Aなんて、余程大きい家か業務用でもない限り使わないぞ・・・・。 (^_^;)

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